
火事や火災で発生する焼け焦げ臭は、臭気の中でもかなり閾値〔しきいち〕の低い臭気に分類されます。
(閾値〔しきいち〕とは、何のにおいか分からなくても何かにおいを感知できる最小濃度)つまり、焼け焦げた物質やススが少し残留しているだけでも、においが残っていると分かってしまう為、徹底的な対策が必要になります。
焼け焦げ臭気の成分の特徴や、下地材に染みついている臭気があることをよく理解した上で脱臭する必要があります。
火災臭消臭へのこだわり

壁や天井に染み込んだ火事や火災の焼け焦げ臭は、空間に漂う焼け焦げ臭の数百万倍です。
この染みこんだ臭気の対策は非常に困難で、換気をいくら行っても換気を停止するとすぐに室内に臭気が充満してしまいます。
その為、汚染された内装材を撤去し、スケルトン状態にするのが最短で確実な方法といえます。
コンクリート面や柱・梁・束・野地板などに付着したススや焼け焦げ後は、出来る限りクリーニングを掛けて除去します。
サンダーやワイヤーブラシを使用して除去しますが、弊社においては特殊な薬剤を使用してススの除去工事をいたしております。